こんにちは きたうら歯科クリニック院長の北浦です。
先日、東京ドームホテルで開催されたSIMPLANT Academy 2016に参加してきました。
今回のテーマはずばりインプラント治療における<安全>です。最近当院のようにCTを完備している歯科医院が増えてきました。インプラントや親知らずの抜歯、根管治療などの治療の際に使用することが多く、CTから得られる情報はレントゲン単体とは比較になりません。我々が治療する場所は平面ではなく立体ですから尚更必要になります。
インプラントなどの外科処置は術中、術後の偶発症を避けるため、術前の治療計画は綿密に行う必要があります、そこでSIMPLANTの登場です。SIMPLANTはインプラントシュミレーションソフトでCT撮影によって得られた画像を元に、コンピューター上で解析を行い、インプラントのサイズ、長さ、埋入方向などを事前にシュミレーションできます。これを元にサージガイドというものを作製し実際のオペで使用する事で術前のシュミレーション通りの位置にインプラントを埋め込む事が出来ます。当院でも今後このシステムでのオペを採用してより安全な治療をおこなえるようにして行きます。