柏市 酒井根 北浦歯科医院がリニューアルオープン! きたうら歯科クリニック 歯科・予防歯科・インプラント

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院長ブログ
2015.11.10
虫歯になり易い場所

こんにちは きたうら歯科クリニック 院長の北浦です。

口腔内では脱灰(歯のミネラルが解ける事)と再石灰化(脱灰の修復)が繰り返されています。食事などによって、お口の中のPHは低下します。PHが5.5〜5.4以下になると脱灰が始まります。再石灰化とは歯を脱灰から守る唾液の自然治癒のメカニズムです。

まず、脱灰により歯の表層にあるミネラルが損失します、結晶構造が脆くになっている歯の表層下脱灰層 (ごくごく初期の虫歯)に対して、唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し、エナメル質の結晶を新しく形成し、元の健康な状態に戻す現象、これが再石灰化です。ちなみに、そのエナメル質結晶の構成成分はハイドロキシアパタイトです。

虫歯になり易いのは、唾液による影響を受けにくく、汚れ(プラーク)などが付着しやすい咬合面、歯頸部、隣接面です。咬合面や歯頸部は丁寧なブラッシングでプラークは落とせますが、隣接面(歯と歯の間)はデンタルフロスでないと汚れをなかなか落とせません。歯間ブラシを使って虫歯を予防して行きましょう。

隣接面虫歯をCRで修復

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