こんにちは きたうら歯科クリニック院長の北浦です。
先日 外傷による歯牙破折で患者様が急患来院されました、レントゲン検査の結果歯根は折れていませんでしたが、破折面からの出血を確認しました。
処置としては年齢も若く受傷後比較的早期に来院されたため浅く歯髄切断し水酸化カルシウムセメントで被覆後コンポジットレジンにて歯冠修復しました。処置後は暫くの間レントゲン撮影などの経過観察が必要で、変色したり歯髄症状が出現した場合は根管治療が必要となります。
小児の外傷は裂傷や脱臼などが多く、成人の場合は歯牙の破折が多くなります、いずれにせよ早期の来院は予後を左右しますので早めの来院をお勧めします。